top of page
剉冰.png

​北投

圖層 48.png

アルコール飲料

納涼会で供されたアルコール飲料は主に麦酒─ビール類の酒が中心で、次に多いのが日本酒でした。お酒を飲むと身も心も軽くなり、愉快な気分になります。長い時を費やした変遷を経て、アルコール飲料はくつろいでリラックスしたい時に不可欠なものとなり、ストレス解消の友となったのです。アルコール飲料は次第に日本人の余暇活動の一角を占めるようになり、レジャーの場では必ずアルコール飲料を見かけるようになったのです。

清涼飲料(ソフトドリンク)

清涼飲料は納涼会でも大人気の飲み物の一つでした。その中の一つである平野水と曹達(ソーダ)の飲用は1853年の黒船来航を起源としています。この時、日本人は初めて炭酸飲料を知ったのです。台湾では1899年になってからようやく清涼飲料の製造が始まりました。

菓子

納涼会では、液体のアルコール飲料や炭酸飲料のほか、氷菓子もかなり大きな比率を占めており、会場に欠かせない食品の一つでもありました。早期に最も多かった氷菓子はバナナアイスでした。1904年に開催された淡水納涼会では台湾楼のアイスクリームが登場しました。

TDN_074_1913081105_edited.jpg
台北大納涼会 北投駐車場前の光景 台湾日日新報 1913年8月11日

料理/やおつまみ

納涼会で供された食べ物は、おでんやひやむぎ、冷やししるこ、水菓子(羊羹などの甘いもの)、寿司など、日本のものが中心で、それらの食べ物を提供していたのも日本料理店でした。その後、日本が西洋文化の影響を受けると、納涼会の会場に現れた洋風の食べ物が注目を集めました。それから、和風と洋風料理に加えて、「燴羹」という名前の料理も登場しました。1910年に運行された北投納涼列車でもワンタンや素麺など、台湾の軽食が供されました。

温泉地

北投の温泉地では、様々な飲食店が出す多種多様な料理のほか、公共浴場にも森永キャラメルや煎餅、大瓶のソーダ水、小さなガラス瓶入りのソーダ水など、入浴後の観光客のために用意したおやつ類がありました。また、北投の温泉水もいろいろな食品に加工されていました。北投の鉱泉で作ったラムネや、「湯の花煎餅」も販売されていました。北投の鉱泉は滋養豊富で、北投の名物になりました。

明信片轉外框-09_edited.jpg
cmieデザインで作成
北投好料001
北投好料003
群組 5.png
圖層 49.png
bottom of page